金の需要は、どの程度でしょうか。
2006年の世界の金需要量は3906トン。2017年世界全体の金需要は4283.7トンとなっています。
2019年の世界全体の金需要は4354.6トンでした。
2020年の世界全体の金需要は3677.9トンでした。※新型コロナの世界的パンデミック影響あり
2021年の世界全体の金需要は4012.8トンでした。
2022年の世界全体の金需要は4740.7トンでした。(出典: World Gold Council)
年 | 世界全体の金需要 |
2017年 | 4283.7トン |
2018年 | 4445.0トン |
2019年 | 4354.6トン |
2020年 | 3677.9トン |
2021年 | 4012.8トン |
2022年 | 4740.7トン |
市場の変動や経済情勢などの要因によって変動はあるものの、金は常に安定的に高い需要を持っていることがわかります。
2006年の世界の金需要量は3906トンのうち、宝飾品需要は2280.5t(58%)です。
2017年世界全体の金需要は4071.7トンのうち、宝飾品需要は2135.5t (52%)です。
金というと、宝飾品を思い浮かべる人も多いと思います。 たしかに、宝飾品需要は大きいことがわかりますが、金や銀は電気伝導度がよいことから電子機器・電気回路の接点や電気回路にもよく使われます。
全体に対する需要量としては少々ですが、耐久性に優れ、人体への影響も小さいために、歯科用需要が毎年60t程度で、使われます。
関節リウマチの治療や金のナノ粒子を利用して、最新医療に使われる場合もあります。