豊臣秀吉と金貨

大判 金貨

日本で最初に作られたコインは銀貨で、青銅貨がそれに続いたが、1580年代になると金の大判が作られるようになった。豊臣秀吉(1536年ー1598年)と関西の裕福な商人が日本の金属鉱山を独占し、決まった品質の大判を製造するようになった。

初期の大判はごく簡素なものだったが、偽造に対抗するため、のちに墨書や刻印が追加された。
大判に続いて、小判など他にも金貨が発行された。

明治政府は1897年の貨幣法によって金本位制を採用し、1円を純金0.75グラムと定めた。

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