日本では鉱山の多くが閉山し、鹿児島県の菱刈金鉱山のみになっています。
ただ、現在も多くの金銀が生産されています。どうしてでしょうか。
それは、金が銅精鉱に含まれ、銀が鉛製鋼に含まれて輸入されているからです。
日本の非鉄精錬所で分離回収され、多くの金銀を生産しているのです。
世界の金鉱山からの新産金の生産が2470トンだったとき、中古宝飾品などからの回収が1108トンあり、年間144トン・世界の4%も、生産されました。
金の価格が長年安定して、高値に推移していること、日本の金産出量が多いこと、駅前や郊外に、金買取ショップが多くあることも納得できます。